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デ・ビル

デ・ビルは1960年、シーマスターの中の1つのライン「シーマスター デ・ビル」として登場しました。

デ・ビルとは、フランス語で「都会・街」という意味。「De Ville」と書きます。(「悪魔(Devil)」とは違います。)
その名の通り、街のシーンに自然に溶け込むような、さりげないクラシックな雰囲気で、なおかつ、現代的センスを兼ね備えたデザインが特徴です。
その洗練された独自のデザイン性により、シーマスターより独立、1967年、オメガ4つめのシリーズ「デ・ビル」の誕生となりました。
フラットなケース、シンプルな文字盤など、デ・ビルのデザインは実用性重視ながら、バリエーションの豊かなシリーズとして人気となりました。
そのデ・ビルが、デザイン性だけでなく、機能面でも注目されるようになったのは、コーアクシャル脱進機構の搭載です。
精密な時計内部の部品は、回転を続けるために、日々動き続け、摩擦を生じています。その摩擦・磨耗が、誤差や故障の原因になったりするのですが、コーアクシャル脱進機構とは、内部部品の間に生ずる摩擦を大幅に削減し、精密さを維持することができる、という素晴らしいものです。
量産は不可能とされてきたコーアクシャル脱進機構は、オメガと、天才時計師 ジョージ・ダニエルズ博士との共同開発により実現しました。

この革命的な発明を、オメガが初めて搭載したのが、「デ・ビル コーアクシャル」。1999年のことでした。
コーアクシャルの発明により、 オメガの腕時計の精度は、飛躍的な進歩を遂げたと言われています。

当時は限定生産でしたが、着実にバリエーションを拡大。今では、10年間オーバーホール(注:下記参照)不要でありながら、クロノグラフにまでコーアクシャルを搭載するまでに至っています。
デ・ビルの名の通り、洗練されたスタイルのみならず、画期的な機能の搭載により、より充実した腕時計として、これからも楽しみなシリーズです。

(注) オーバーホール 時計の内装部品をすべて分解し、 洗浄、注油してから組みなおす作業のこと。精密な時計内部の機械は、回転を続けているうちに摩擦を生じ、スムーズな回転が出来なくなります(誤差やカレンダー切替えの遅れなど)。それらを防ぐ為、または故障を未然に防ぐ為に、定期的に(3〜5年毎が目安)オーバーホールを行いましょう。

     

クロノグラフにコーアクシャルを搭載したモデル。

オメガのロゴと、コーアクシャルの刻印が入っています。
  <画像は、オメガ デ・ビル コーアクシャル ラトラパンテ ブラック

 
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